マイナス金利なのに住宅ローン金利引き上げになるのはなぜ?

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昨今よく耳にする「マイナス金利」。日本もマイナス金利の時代に突入しました。

マイナス金利が導入されたことで住宅ローンなどの金利負担が軽減されることになり、事実、住宅ローンの借り換え需要は大いに盛り上がっているようです。

ところが、同時期に一部報道でマイナス金利なのに住宅ローンの金利が上がっているというニューズがでました。この記事は、銀行が金利負担を利用者に押し付けているのではと疑っているようでしたが、残念ながら記者の勉強不足と言わざるを得ません。
マイナス金利導入後の住宅ローンの金利動向をみると、変動金利、固定型など過去最低クラスとなっています。

報道されていたのは、メガバンクが10年固定物限定で0.5%金利を引き上げたことのみにフォーカスされていました。しかし、実はこの10年物固定の住宅ローンについては、他と異なり長期金利の影響をもろに受けます。長期金利とは10年物国債の金利のことです。つまり、日銀の金融政策よりも10年物国債の債券市場に委ねられることになります。従って、日銀はマイナス金利を導入しましたが、債券市場は変動する相場ですので一時的に価格が低下し金利が上昇することとなりました。このように長期金利が上昇したために、10年固定型の金利を上げる銀行が出たわけです。

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